結婚相談所とマッチングアプリの違い

手軽な婚活手段としてマッチングアプリが大人気ですが、結婚相談所とマッチングアプリは何が違うのか、結婚相談所にもマッチングアプリにもそれぞれメリット・デメリットあり、性格や婚活スタイルによっても向き不向きがあります。
ここでは、結婚相談所とマッチングアプリの違いを、色々なポイントから解説していきます。

会員の年齢層

まずは会員の年齢層の違いについてです。
結婚相談所にもマッチングアプリにも幅広い年齢層の方が登録していますが、基本的には結婚相談所の方が年齢層が高く、マッチングアプリの方が年齢層が低い傾向にあります。
イメージとしては、結婚相談所のメイン層は30代~40代以上、マッチングアプリのメイン層が20代~30代という感じです。
ただ、どちらもメイン層以外の年齢層の会員も一定数いますので、一概に20代だからマッチングアプリの方が良い、40代だから結婚相談所の方が良いとは言えません。どちらも希望の年齢層の人と出会うことは可能です。
メインの年齢層はあくまで1つの基準として参考にしていただければと思います。

会員プロフィールの信頼性

これは結婚相談所とマッチングアプリの決定的な違いです。
マッチングアプリでも本人確認はありますが、必ずしも本人確認をしている人ばかりではないので極端に言えば別人の写真を載せることもできますよね。年収や学歴や独身であることも自己申告なので、それが本当なのかどうかもわかりません。
それに対し結婚相談所は、本人確認書類の他にも「独身証明書」「収入証明書」「資格証明書」「卒業証明書」を提出していただくので、独身であることはもちろんのこと、年収や学歴などを偽ることはできません。
会員プロフィールの信頼性は、結婚相談所の大きなメリットです。

結婚に対する意識

マッチングアプリの場合は気軽に登録できる分、結婚に対する意識が低い人も多いです。単純に恋人が欲しいだけの人もいれば、遊び相手を探しているだけの人もいるようです。
これに対し結婚相談所は料金も高額で提出する書類も多く、入会のハードルが高いので、結婚への意識が高い会員がほとんどです。
また、マッチングアプリでは、良いお相手と出会えたとしても交際期間が1年~2年と長い期間をかけて結婚まで至る場合が多いようですが、結婚相談所では、お互いの結婚に対する意識や身元がわかった上での交際になりますので、3か月~長くても半年ほどで結婚を決める流れになっています。
出会いから成婚までのスピードも結婚相談所のメリットのひとつと言えるでしょう。

サポートとカウンセリング

結婚相談所とマッチングアプリで大きく違う点の1つとして、サポートがあるかどうかという点が挙げられます。
マッチングアプリは相手を探して連絡を取り、デートの約束を取り付けるのもすべて自分1人で進めていかないといけません。そして、会ってみたけれどちょっと自分には合わなかった・・・という場合、お断りも自分でしなければいけません。
結婚相談所は、担当のアドバイザーがお相手選びからお見合いのセッティング、お見合い後のOKかお断りのお返事まで全て行います。
また、大手結婚相談所各社が加盟しているシステムを使って、マッチングアプリのように自分でお相手を探すこともできます。
いずれにしても、交際中の相談などのサポートや、困ったときに相談に乗ってもらったりできることは、婚活を続けていく上で安心です。

料金

結婚相談所のデメリットと思われることが多いのが料金です。
マッチングアプリは女性の場合は無料のところも多く、男性も月額3,000円程度です。
一方結婚相談所は、入会金が10万円程、月会費は10,000円~20,000円とマッチングアプリと比較するとかなりの高額になります。
しかし、身元の信頼性、結婚に対する意識、担当アドバイザーのサポート、など料金に見合ったメリットがあります。
そして、高い料金を払ってでも真剣に結婚相手を探したい、また払える人であることもお相手を探す上での判断材料になるのではないでしょうか?

結婚相談所とマッチングアプリの向き不向きは?

マッチングアプリに向いている人

  • 「いい人がいたらいいな~」くらいの軽い気持ちで婚活をしたい
  • 恋愛経験が人並み以上にあり、自分で能動的に婚活を進めていける
  • 結婚までの恋愛を楽しみたい

結婚相談所に向いている人

  • 「本気で結婚したい」「短期間で結婚を決めたい」という熱意がある
  • 恋愛経験がそれほど多くなく、デートや交際をどのように進めればよいかわからない
  • 困ったときに相談できて、安心できる環境で婚活がしたい
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